アバンダンス、豊かさ。

 それをテーマにしたフラワーエッセンスがあります。
 そして、エッセンス、オイル、そして22日間にわたるプログラムの小冊子とガイダンステープのセットが『アバンダンスプログラム』。
 勿論英語版ですが、このセットを買った人だけが買える日本語版の小冊子とCDが発売されています。


 さて、このアバンダンスプログラム、新月から始めるのが通常とされています。これから満ちてゆく月、まさに豊かになっていく象徴のようです。
 私は、今年の誕生日のすぐ後の新月から始めました――が、すぐに挫折。
 図らずも3日坊主な部分を露呈してしまいました。しかし、エッセンスの飲用とオイルの使用だけは細々と続けておりました。


 が、ここ最近豊かさの逆――喪失や様々なミス、なによりも健康を損ねるということが続いていました。
 そしてまた、プログラムの再開を考えていたところ、なんと、私はまだ半分以上の凝っていたエッセンスをこぼしてしまったのです。その直後の仕事(イベント出演でした)は、いつもでは考えられないほどの収入、もちろん少ないという意味で。
 エッセンスをこぼしてしまった直後、私は仕事の成否を尋ねる意味で、易で卦を立てていました。山沢損(損して得とれ。今は実りはない。時機を待て、精進せよ)。爻は忘れてしまいましたが、変爻してもやはり待つしかないという結果でした。

 そのお陰である程度の覚悟はできていたものの、やはりショックはショック。しかし、そのおかげで次回からの具体策や、展望などを考えるようになりました。
 しかし、体調の悪さは如何ともし難く、翌週は仕事2件キャンセル、更に翌週イベントで最低記録の売り上げ更新という始末。


 ……そろそろかな?

 アバンダンスプログラム、再開を致しました。
 それと同時に、健康に対してできること、黒酢を買ってきて飲んだり、ヨガのストレッチを始めたり。朝は苦手ですが、必ず午前中に南向きのベランダでプログラムを行い、同時に深呼吸とストレッチを行います。精神集中のために般若心経をとなえたりして。石たちも、同時に日光浴しています。月光が好きな子も居るんだけれど、それは夜まで我慢してもらって。

 まだまだ時間がかかりそうですが、少しずつ、自分のためになにかをしているという実感がわき、何かを得られそうな感覚が芽生えつつあります。

 そして、自分でも驚いたのが、大量にある本の整頓を始めてしまったこと!
 これは、後日の日記で改めて触れようと思います。


 ところで、このアバンダンスプログラム、内容は口外できません。禁止事項ではないのですが、プログラムに次のような一節があるからです。
 『プログラムを前もって読むことはせずに、好奇心と無垢な気持ちで毎日のエクササイズと出会って下さい。』つまり、これから始めようとしている人が目にしてしまうと、折角読まないでおいたエクササイズの内容に触れてしまうことになるからです。

 けれど、今日は素敵な出会いがあったので少しだけシェアを。因みに、今日は7日目でした。


 自分のアバンダンスエンジェル、豊かさのガイドに会いに行くというのです。

 実は私、瞑想や自己暗示が苦手。おそらく、別の思い込みがブロックしているせいだろうと思っているのですが、わかっていてもなかなかそれを溶かすことができません。
 私が使っている占術が、主にカードリーディングであることもこれに由来していると思います。カードという触媒を通じてでないと、オラクル(神託)を受け取ることができないのです。


 不安は的中で、ベランダでは外の雑音が気になって……。寒いし、風邪気味だから、これ以上はやめたほうがいいかな。
 天使には会えないまま、部屋に戻ってしまいました。


 そこで思い出したのが、ガイドCD。そういえば、これはいつ使うんだろう?
 開封してみたら……なんと、4日目と、7日目のエクササイズのためのガイダンスが収録されていました……。確かに、4日目も難しかった。でも自力でできたんですよね。
 そして、ついに行き詰った7日目にこれの存在を思い出したのです。
 早速聞いてみて、……あまりはっきりしたイメージではありませんでしたが、会うことができました。
 性別はわからないのだけれど、顔は姉と同じ。しかし、語ってはくれず、一つのメッセージをイメージとして受け取っただけでした。



 アバンダンスプログラムを実行している方のブログなどを読んでいると、結構明確に情景が浮かんでいたり、名前を教えてもらっていたり、かなり詳細にメッセージを受け取ったりしているんですね。
 やはり、私はどこかで『受け取る』ことに対してのブロックがあるようです。
 それでも、会えたことに感謝。
 そして、いつも私を助けてくれる姉と同じ顔をしていたこと。姉にも、改めて感謝です。


 こういったところから心の豊かさが生まれるのでしょう――と似合わない綺麗な締めくくりをしてみたりして。